用途
標準注意検査法
診療報酬点数
D285-3
450点
*CAT-R・CAS 改訂版 標準注意検査法・標準意欲評価法として
評価方法
神経心理検査(客観的評価)
評価項目
記憶範囲、抹消/検出、記憶更新など
概要
■CATとは
CATは、脳損傷例にしばしば見られる注意障害を臨床的かつ定量的に評価するための標準化された検査法として、本邦において開発された1,2。注意の範囲や強度、選択性注意、注意の分配能力や変換能力、注意の制御能力,ワーキング・メモリの中枢実行系の機能、葛藤条件の監視機能、持続性注意に関する能力について評価可能である。
■評価方法
Span、Cancellation and Detection Test、Memory Updating Test、Paced Auditory Serial Addition Test(PASAT)、Continuous Performance Test 2(CPT2)の5つの課題を行う。
これらの多くの検査が施行の容易なpaper-pencil型の検査である。ただし、聴覚性の課題では音声が収録されたCDが使用され、CPT2にはPCを用いる。成績は正答数や正答率で評価され、点数が高いほど注意機能が良好であることを意味する。
■評価時間
CPT2:50分
その他の課題:50分
連絡先
- 一般社団法人日本高次脳機能学会
Brain Function Test 委員会
URL: https://www.higherbrain.or.jp/publication/test/cats/
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