用途
小児の抑うつ症状を評価
診療報酬点数
該当せず
評価方法
面接者による評価
評価項目
引きこもり、睡眠障害、過労、自殺念慮など
概要
■CDRS-Rとは
1984年に、Poznanskiらにより小児の抑うつ症状の重症度を評価するためのCDRSが開発された1。1996年には、その改訂版(CDRS-R)が作成された2。 CDRS-R は、6〜12歳の小児の抑うつ症状を評価する評価尺度である。オリジナルのCDRSは15項目の5段階評価であったが、CDRS-Rは17項目(CDRSの罪悪感と自尊心は2項目に分割)の7段階評価(1:正常~7:重度)である。17項目のうち、14項目は言語的観察に基づいて評価し、非言語的項目の3項目は言語のテンポ、活動低下、抑うつ感情の非言語的表現に基づいて評価する。CDRS-Rの日本語版が傳田健三らにより作成され、その信頼性および妥当性について検討した報告がある3。
■評価方法
17項目について評価する。17項目中、1~14の項目は被検者の回答に基づいて面接者が評価する。残りの15~17の項目は面接中における被検者の非言語的な特徴に基づいて評価する。
■評価時間
約15~20分
連絡先
- CDRS-R評価フォームの入手に関するお問い合わせ(著作権者)
Western Psychological Services (WPS)
625 Alaska Ave, Torrance, California 90503.
※日本語版の使用は研究目的にのみ限定され、かつWPS Rights & Permissions (rights@wpspublish.com) からの正式な書面による許可が必要である。
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