用途
社交不安障害の臨床症状を評価
診療報酬点数
80点
評価方法
患者による自己記入式
評価項目
行為状況
社交状況
概要
■LSAS-Jとは
LSASのオリジナルは1987年にLiebowitzにより開発され1、その日本語版であるLSAS-Jは朝倉聡らにより作成された2。
LSAS-Jは、24項目(行為状況に関する13項目、社交状況に関する11項目)で構成される社交不安障害を評価するための評価尺度である。これら行為状況に関する項目と社交状況に関する項目はランダムに混ぜられている。
■評価方法
行為状況および社交状況に関連する各項目に対して、過去1週間の期間で、恐怖感/不安感と回避の程度をそれぞれ0(全く感じない/全く回避しない)~3(非常に強く感じる/回避する)の4段階で評価し、その合計点(0~144点)で評価する。
30~50点 境界域
50~70点 中等度
70~90点 さらに症状が著しい
90点以上 重度
回答用紙には配点に関する情報がなく、回答用紙に記入された回答は記録用紙に転記して採点する。記録用紙は行為状況に関する項目と社交状況に関する項目が2色に色分けされているため、各得点を間違えることなく採点可能である。インタビューガイドが準備されており、場面設定を被検者に行ってもらい継続的に評価することも可能である。
■評価時間
実施時間 10分程度
整理時間 2分
連絡先
- 日本語版(LSAS-J)
株式会社三京房
https://sankyobo.co.jp/alsas.html
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