用途
日常生活における機能障害/能力障害の評価
診療報酬点数
該当せず
評価方法
患者による自己記入式。臨床医による評価尺度としても使用されている。
評価項目
仕事/学業
社会生活/余暇活動
家庭内のコミュニケーションや役割
概要1,2
■SDSとは
SDS(Sheehan Disability Scale)はDr. David V. Sheehanが開発した、機能障害や能力障害を評価するための自己記入式の評価尺度である。この評価尺度では、離散化されたアナログ(Discretized Analog;DISCAN)尺度を用いて、日常生活に関する機能の主な3ドメイン:仕事/学業、社会生活/余暇活動、家庭内のコミュニケーションや役割について評価する。SDSは、臨床試験を含む多くの精神医学的、精神薬理学的及び医学的研究における機能障害および能力障害の評価尺度として使用されている。
■スコア方法
仕事/学業、社会生活/余暇活動、家庭内のコミュニケーションや役割の3ドメインのそれぞれにおいて、それぞれ精神症状が支障をきたしている程度を0(全く支障なし)~10(極めて支障あり)で評価する。加えて、機能障害により前の週において仕事または学業に就けなかった期間の日数および仕事や学習の生産性が低下した期間の日数を評価する。
■評価時間
約1~5分
連絡先
SDSの使用許諾は、特定の研究、特定の論文、又は特定の設定ごとに与えられ、個別のケースで特定の有限回数の使用に対して与えられる。紙/PDF形式のSDSの使用許諾に関する問い合わせは、直接davidVsheehan@gmail.com宛に行う必要がある。詳細情報についてはhttp://www.davidVsheehan.com/を参照のこと。
- 翻訳版(日本語版含む)
https://eprovide.mapi-trust.org/instruments/sheehan-disability-scale#languages
Dr. Sheehanが保有する尺度及び構造化面接法の英語版はDr. Sheehanより直接提供される。すべての言語において、紙/PDF形式の尺度を研究/臨床の場で使用するために、必要な全回数の使用許諾を、Dr Sheehanより取得しなければならない。英語版を翻訳する必要がある場合は、言語を問わず全使用回数に対してDr Sheehanより完全履行済みの使用許諾を取得した後に、Mapiへ連絡する必要がある。
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