用途
QOLを評価
診療報酬点数
該当せず
評価方法
患者による自己記入式
評価項目
身体機能
日常役割機能(身体)
体の痛み
全般的健康感
活力
社会生活機能
日常役割機能(精神)
心の健康
概要
■SF-36とは
SF-36は、1980年代にアメリカで実施された医療評価研究であるMedical Outcome Study(MOS)に伴って開発された。SF-36は、診療や研究、医療政策の評価、および一般人口を対象とした調査など、広く用いることができる1。36項目から構成され、8つの下位尺度[身体機能、日常役割機能(身体)、体の痛み、全般的健康感、活力、社会生活機能、日常役割機能(精神)、心の健康]について評価可能で、さらに2つのコンポーネントスコアにより身体的健康と精神的健康について評価可能である。より簡便にQOLを評価可能な尺度として、12項目から構成されるSF-122と、8項目から構成されるSF-8がある3。日本語版のSF-36は、1998年にFukuharaらにより作成され、そのバリデーションも行われた4,5。これまでに、SF-12およびSF-8の日本語版もそれぞれ作成されており6,7、さらにSF-36からSF-6Dを用いて効用値を推定することも可能である8,9。なお、現在では、SF-36とSF-12はversion 2が使用されている6,10。
■評価方法
身体機能10項目、日常役割機能(身体)4項目、体の痛み2項目、全般的健康感5項目、活力4項目、社会生活機能2項目、日常役割機能(精神)3項目、心の健康5項目に、健康の推移1項目、計36項目について、5~6段階で評価する。各下位尺度は、最低点数が0点~最高点数が100点になるように変換され、点数が高いほどQOLが良好であることを意味する。
■評価時間
約5~10分
連絡先
Qualitest株式会社
〒604-0924 京都市中京区河原町通二条下る一之船入町537番地20
https://www.qualitest.jp/
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